道東車中泊旅その1からの続きです。

車中泊した明治公園第2駐車場のすぐそはには、1932年/36年に建設された文化遺産のサイロがありました。昨夜は真っ暗で全く気付きませんでした。朝起きてなんじゃこりゃ〜な感じ・・・まさに赤いサイロのアレです。
公園内にサイロが現れた!
行くことが出来る日本最東端・納沙布岬を目指す
納沙布岬は一般人が自由に行ける日本最東端。
面倒くさい言い方をしたのは更に東には北方領土があるからです。北方領土の歯舞群島は、天気が悪くてもその存在が確認できるくらい本当に近く、その距離僅か3.7km程だそう。複雑な思いを持たれるのも現地に来ると分かりますね。
のさぁっぷは〜にんじょうみぃさきぃ〜
最東端に来たからにはたぶん最東端であろうトイレで用を足してきました。もちろん先日の最北端でも同じく用を足してきましたぞよ。
当日(8月17日)はかなり寒くてジャケットが必要なほど。真夏でもこんな感じなので、観光を予定されてる方は上着など防寒対策が必要ですね。ちなみに40過ぎのオヤジの頭のなかではずっととんねるずの歌が流れていました。サビしか覚えてないけれども。
歯舞群島・貝殻島までは僅か3.7km 近っ!
最東端ポスト
最東端トイレ(たぶん)
2時間ドラマに出てきそうな車石
天気も悪いしちょこっと寂しい雰囲気
続いて訪れたのは花咲灯台車石。
層雲峡や天人峡温泉のような柱状節理が確認できますが、真っ直ぐ縦ではなく放射状に形成されている放射状節理も見ることが出来ます。その姿は本当に不思議。長い時間でみると地球ってダイナミックに動いてるんですねぇ。
海は程よく荒れており、2時間ドラマの終わりような雰囲気を味わうことが出来ました(笑)。
地球の神秘・節理な岩々
2時間ドラマのエンディング間近な崖と高波と妻
野生のタンチョウがいた!白鳥の風蓮湖
春や秋にはハクチョウが飛来するそうな
続いては道の駅・スワン44ねむろと隣接する白鳥の風蓮湖。その名の通り北海道を代表する白鳥の飛来地だそうですが今は夏。白鳥はいないよな〜なんて思いながら湖をボケーっと眺めていると、見知らぬ人から「ほら、あれ。タンチョウですよ」と声をかけられ見てみると・・・
確かになんかいる!
タンチョウだ!野生だ!すげー!
マイカメラはズームが無いので建物内のリアルタイムカメラで観察
霧の霧多布岬
天気が悪く霧も出てきた霧多布
先程の車石とおんなじ感じ?しかも節理的には車石の勝ちですな(笑)。まぁそんな感じなのでサクッと観光しただけ。
普通の崖っぽい
牡蠣の街・厚岸で今日も海の幸を堪能
グルメが堪能できる道の駅・厚岸グルメパーク
今日のランチは道の駅・ 厚岸グルメパーク 。レストランが3種類あって、メニューも豊富で迷ってしまうほど。今までの道の駅で一番の充実具合です。お客さんも多くて入店に20分ほど待ちました。頼んだのはもちろん厚岸の牡蠣!東京で冬牡蠣は食べたことはあったけど夏牡蠣は初めて。そしてちょうど秋サンマがあがるころだったのでサンマ定食も食べました。
やっぱ旬の食材はウマーですな。昨日に引き続き非常に満足できたランチでした♪
じゅるる〜な生牡蠣
サンマの刺身と焼きサンマ・・・サイコーです!
釧路といえば釧路湿原
今日も山を歩きます
更に西へ西へと進んで釧路湿原へ来ました。釧路湿原を訪れるのは22年ぶり。その時は釧路湿原ノロッコ号に乗って湿原の東側でしたので、今回は西側から攻めてみました。
釧路湿原展望台駐車場に車を停め、遊歩道を反時計回りにサテライト展望台を目指しました(ひだまり広場経由)。しっかしこの遊歩道、展望台までアップダウンが多く、また階段や吊り橋があって結構大変かも。すれ違うご高齢の方もヒィヒィ言っておりました。
実は時計回りに展望台まで行く道(はばたき広場経由)は、車椅子で行けるほどのバリアフリーで楽チンな道だったので、足に不安がある方やサクッと行きたい方は時計回りでサテライト展望台まで行って、また戻ってくるルートがオススメです。
林の中をひたすら歩く
ユラユラ揺れるこんな吊り橋もあったり
遺跡のようなこんな階段もあったり
ようやく展望台に到着!
上から見るとまるでジャングルのような釧路湿原
道の駅・阿寒丹頂の里で車中泊
車中泊旅行史上初めての3泊目。
2泊ともわりとぐっすり眠れているので昼間はそれ程眠くありませんが、流石にちょっと疲れてきたかも。場所は道の駅・阿寒丹頂の里。平静28年11月に出来た新しい道の駅でトイレなどの施設もキレイだし、隣の赤いベレーには温泉・レストランもあり車中泊には絶好の道の駅です。
ただ国道240号はそれなりの交通量があるため、道路から離れた所に駐車するのがgoodです。トラックは主に道路の反対側の駐車場に停めるので、トラックの音も気にならずオススメの道の駅です。そしてこの日もぐっすり眠ることが出来ました。
そして帰宅の途に
4日目は道の駅・うらほろ、おとふけに寄って、音更帯広ICからトマムICまで道央自動車、今回最後の道の駅・南ふらのに寄って旭川に帰ってきました。
4日間の道東車中泊の旅からトマムIC経由で旭川に帰ってきました。知床の大自然、根室のちょい荒れの海、釧路湿原の森、十勝の広い農地等どれもスバラシイ景色!北海道は広くて周るの大変だけど、やはりそれだけの価値はありますね♪
そして美瑛の丘と空を見て落ち着く自分がいました(笑)。 pic.twitter.com/Fg1ZfRVQyT
— ken2 (@nokotoblog) 2017年8月19日
さて北海道1周計画は?
その1の文頭で述べた北海道1周計画。今回の旅で北海道の半分以上は行った感じでしょうか?あとは苫小牧-小樽から西側(函館周辺)と十勝周辺、札幌中心部です。函館を含む西側は旭川から最も遠いところなので、移動を考えると5日は必要でしょうか。函館だけで1日滞在したいですし。本格的な冬がやってくる前に達成したいですね〜。
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