北海道に来たからには北海道1周旅をしたくなるよね・・・って私だけ?とは言っても北海道はだだっ広く観光スポットも多いので、各地を観光しながらだと1回ではかなりハードル高そうです。
さいわい旭川は北海道のほぼ真ん中にあり、東西南北どの方向にも高速道路・高規格道路・国道があるので、函館方面以外であればアクセスは非常に良好です。
なのでこれまで旭川発で道北・十勝・道東内陸部と分割しながら巡り、予定とかも細かく決めず、巡る所もテキトー、泊まる所もテキトー、雨が酷くなったら旭川に戻ってくりゃ良いやといったテキトー旅をしてきました。



そして今回のテキトー旅は道東の海沿い・ オホーツクエリア を旅してきました。
知床目指して清里町で車中泊
これまで同様、目的は道の駅スタンプを集めながらのドライブ。完全に踊らされています(笑)。
初日は旭川を14:00に出発し、17:30頃に道の駅流氷街道網走で、その後はなやか小清水で、最後にパパスランドさっつるでスタンプを押してココで車中泊することに。ココはレストランが20時まで、温泉が21時までやっている道の駅で、晩御飯も温泉も満喫できる道の駅。到着した20時頃は駐車場に沢山の車が停まっていましたが、温泉のみの客も多くて21時を過ぎる頃には頃には適度に空間がある丁度よい状態に。ある程度の仲間がいたほうが心強いですね。
今回はとにかく天気がよく、夜は沢山の星を眺めることができ、朝は快晴の空と荘厳な斜里岳を望むことが出来ました。そしていよいよ知床を目指します。
北海道は広い道の駅や無料駐車場が点在しているので車中泊をしやすい
道の駅パパスランドさっつる正面に聳える斜里岳
知床の途中にある温根別橋
橋の下にはお魚ちゃん達がいっぱい!
反対側はすぐにオホーツク海 いい天気!
知床の入口 オシンコシンの滝
滝の勢いで周囲には水しぶきが舞っていました
オホーツクエリア の拠点・ウトロ
知床のベースキャンプ・ウトロに聳えるゴジラ岩
知床観光の出発点・ウトロに到着すると、お盆時期だけあって観光客でいっぱい!ココからは知床岬・ヒグマウォッチ・カムイワッカコースなどの観光船が出ていますが、諦めて先の知床自然センターへ。
夏時期、カムイワッカ湯滝へは自家用車の乗り入れ禁止となり、ココからシャトルバスで行きますが、これまた混んでいるのでまた来ることとします。そんな訳で手近なところでフレペの滝へ向かいます。
知床と言えばヒグマの生息地として有名ですが、自然センター周辺のヒグマ目撃情報は2日に1度ペース!ヤバすぎるほどの頻度です。目撃情報の場所などによっては、フレペの滝までの道の閉鎖もある模様です。
2日前にもその前にもクマが目撃されたそう 場合によっては道の閉鎖もあります
私は旭川にある秀岳荘でカウベルタイプの熊鈴を購入して準備してきました!妻も鐘タイプの熊鈴を購入し、2つの音色でクマを寄せ付けない!という魂胆です・・・とは言え人慣れしてしまったクマには熊鈴の効果なしという可能性もあるので、やはり充分気をつけながら、周囲の気配を気にしながら滝へ向かいます。
山道と花咲く草道を進むと見えてきましたフレペの滝。滝も大きく大自然な感じですが、何より滝周辺の緑の丘と黄色い花と青い空がキレイでキレイで・・・ここは天国なのでしょうか?幸せな気分に浸ってしまいます。
知床自然センターからフレペの滝へ
トトロが出そうな森の道をてくてくと
フレペの滝まで前半は森の中 後半は・・・
緑の丘と黄色い花と青空 ここはてんごくな〜
フレペの滝に到着!
たきはっけん!
お昼は海の幸を満喫
続いて知床五湖方面へ行きましたが、こちらも道から渋滞していたので知床峠を抜けて羅臼(らうす)に向かいます。知床峠を抜けるとあたり一面がどんよりとした雲に・・・結局大雨にはなりませんでしたが此処から先の太平洋側は天気に恵まれませんでした。
知床峠を超えたあたりから怪しげな雲がもくもくと
羅臼では漁港近くの寿司屋にはいり、イクラ・ウニ・エビが乗った豪華な昼食で舌とお腹で幸せな気分に浸ります。北海道のレストランや食堂は夜遅くまでやってるところが少ないので、豪華な食事は昼に食べたほうが満足度高いと思います。
羅臼漁港近くの寿司屋でゴーカな昼食
羅臼からは遠くない距離に北方領土・国後島が望めます。今はおいそれと渡れない島が目の前にある・・・不思議な気分です。
羅臼のどんよりとした空と海の向こうには国後島 かなり近い
トドワラ湿地帯を行く
国道335号・224号を南下し、野付半島を目指します。
トドワラを目指し野付半島ネイチャーセンター駐車場から原生花園を歩きます。ハマナスの花はあるものの、花が咲き誇るって時期でもなさそう。見通しは良いので周りを見ながらクマに警戒します。
25分ほど歩いて木道のある湿地帯に到着しましたが、あまり動物の気配はしませんでした。人間の期待通りには見れないのも自然の1つでしょう。また25分ほど歩いて駐車場に戻りました。だだっ広い草原を歩くだけなので500円払ってトドワラ号に乗っても良いかもしれません。
野付半島のトドワラ(トド原)に来ました
トドワラ号(500円)をケチって自分の足で歩くことに
緑の中をひたすら歩く・・・
25分ほど歩いて湿原地帯の木道に到着!
あまり生物の気配は無い
夜は牧場の幸を満喫
羅臼から更に南下した別海町のジャンボホタテバーガーが本日の夕食。バーガー単品はなく強制的にジャンボジョッキ牛乳とのセット。牛乳500mlはキツイかと思いきや美味しくてあっさり飲み干した!バーガーも美味しかったし昨日のコンビニ飯とは大違い♪
さぁ今夜は何処に泊まろうかしらん? pic.twitter.com/6g7qcN3gxU
— ken2 (@nokotoblog) 2017年8月16日
別海町にあるレストラン・ジャンボ双葉で夕食
今夜も車中泊
さてその後は根室まで車を走らせ、市内の明治公園第2駐車場で車中泊。トイレもキレイだし静かだし車中泊仲間も程よくいるしで、ワタクシも妻もぐっすり眠れました。車中泊はどこでも寝れるような神経の持ち主でないと辛いかもしれませんね。
つづいては納沙布岬から釧路湿原へ!

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