
2019年10月に2週間掛けて妻とタイを旅した旅行記です。これまで首都・バンコクと古都・チェンマイ、そして遺跡の街・スコータイを訪れました。



スコータイからアユタヤまでは都市間バスで370km・5時間の旅。バスは時間は掛かるものの、快適でお安く(今回区間で1人1,200円ほど)行けるのでのんびり旅にはオススメです♪
またバンコクから80kmほどなので、バンコクから一足伸ばして訪れる観光スポットとしても人気があるようですね。
アユタヤ遺跡 は1351年から1767年にわたって存在したアユタヤ王朝が作った遺跡群。かつてはタイだけでなく、ラオス・カンボジア・ミャンマーの一部を有するほどの勢力だったそうです。
アユタヤ歴史公園はスコータイ歴史公園と同様にユネスコ世界遺産(文化遺産)。本記事では周辺の遺跡を含めてレンタサイクルで巡った様子を紹介します。
アユタヤのバス停はハイウェイの上だった!
スコータイからアユタヤまでの都市間バスは、アユタヤ行きというよりバンコクへ向かう途中で降ろしてくれるという雰囲気・・・つまりバスターミナルではなく高速道路脇に降ろされます!(お店はあるのでSA・PAみたいなところ?)
そこからアユタヤの中心部まではタクシーで行くのですが、なにせそんなとこなのでタクシーがいるかどうかも不明!いたとしてもボッタくりタクシーなんてことも十分ありえる状況です。
さいわいこの日はタクシーが1台(のみ)停まっており、交渉すると200バーツ(約720円)と納得の行く金額だったのでこのタクシーに乗車。とにかくこの日一番の懸念事項があっさり解決して嬉しいような残念なような・・・ちょっとしたトラブルは旅行の楽しみなんですけどね(笑)。
アユタヤの高速道路脇で私たち夫婦を降ろしたバスは、遅れてたのかそそくさと出発してきました。
そこにいたタクシー運ちゃんがホテル名知ってたので200バーツで無事中心部まで移動できました。最悪Grabも使えるっぼいし、明るいうちであればスコータイからのバス移動もなんとかなりそう! pic.twitter.com/399qVtNXx1
— ken2@無職2.2 (@nokotoblog) October 15, 2019
一番の懸念だった高速脇から中心街までの移動も無事完了
!妻と黄昏時の遺跡を眺めてからのチャンビール🍻
美味い!よくやったよな俺たち!#仲良し夫婦 #40代夫婦 #タイ #アユタヤ pic.twitter.com/oFoVDUyIeX
— ken2@無職2.2 (@nokotoblog) October 15, 2019
なおアユタヤの高速道路付近ではGrab(配車アプリ)が使えました。事前に高速道路脇からアユタヤ中心部までの運賃を確認すると240バーツ(約860円)でした。普通のタクシーのほうがGrabより少し安い傾向があるので、200バーツくらいが目安かな・・・と考えていましたがちょうどその金額でした。
現地のタクシー運賃の参考にするのにもGrabは有用ですね〜♪
宿はワット・マハタート近くがオススメ
私たちはタクシーで直接今夜泊まる宿に行きました。宿はアユタヤ歴史公園の北東部、ワット・マハタートにも近いゲストハウスです。なぜココにしたかというと、近くにバンコク行きロットゥー(乗合バン)のバス停があるから。
バンコクまではタイ国鉄駅から列車で行く方法や、アユタヤまでで使った都市間バスで行く方法、さらにはチャオプラヤー川の船で行く方法があるのですが、いずれも乗り場まで何らかの方法で移動する必要があります。
アユタヤ中心部から直接バンコクに行くには(その逆も)このロットゥーが一番気軽で使いやすいと思います。
行き先ごとにロットゥー乗り場があるので確認しましょう(写真はカオサン通り行き)
ワット・マハタートは木の中の仏像で有名
アユタヤ着は日暮れ間近 赤い夕日に照らされた遺跡がとても美しい
ワット・マハタート周辺はレストランなども多く、食べたり飲んだりするのに困りません。また近くではナイトマーケットも催されているので、見てるだけでも異国感が味わえて楽しいです。
周辺はレストランや飲み屋も充実しています
ナイトマーケットで買った焼きバナナ 味は焼き芋のみたい
遺跡めぐりは自転車でじゅうぶん可能
アユタヤ歴史公園にある遺跡は5km四方内にあり、ほとんど平坦なので自転車で見て回ることができます。レンタサイクルも各所にありますし、宿で借りることもできるかもしれません。道路も自転車レーンがあり走りやすいです。
ただし大きな川の橋を渡るときだけは上りがキツイです。具体的には上地図左下のワット・チャイワッタナーラームと、アユタヤ駅周辺の遺跡や水上マーケットに行くのに大きな橋を渡ります。逆にいえばキツイ場所はココだけ。
それより一番の敵は他の街と同じく暑さなので、バックパックなどに多めの水を入れてこまめに水分補給しましょう。トゥクトゥクなどで巡る場合も暑いなか階段で登り降りする遺跡もあるので、水は多めに持っていったほうが良いです。
アユタヤ市内は交通量も多くなく自転車レーンもあって走りやすい!
クルマより自転車よりゾウが優先なので気をつけましょう!
1400年代に建てられたクメール様式のワット・ラーチャブラナ
連日の暑さで疲れた身体にむち打って登ります(ワット・ラーチャブラナ)
自分の足で登らないと見えない遺跡のすがた(ワット・ラーチャブラナ)
かなり高い場所ですが柵などないので気をつけて!(ワット・ラーチャブラナ)
ストⅡに出てくる(?)涅槃仏は要チェックや!
さてさて面白い遺跡として紹介したいのが地図の左の方にあるワット・ロヤカスタ。巨大な涅槃仏がある遺跡です。
タイには巨大な神仏が多いのですが、大きいものには畏怖の念を感じてしまう人間の心理を突いてきますね・・・とまぁ難しいこと言わなくても大きい神仏を近くで見ると、とにかく笑っちゃいます。
私もタイに来て「スゲースゲー」「デケーデケー」ばかり口にしてました。
ちなみにココ、格闘ゲームのストリートファイター2に登場するサガットというタイ出身キャラのステージとして出てくるそうです(公式発表ではないようですが)。私はスト2やらないので分かりませんが、確かに日本人らしき人がポーズをとって写真を撮ってました。
私も見まねでやってみました・・・しょうりゅうけ〜ん!(たぶんポーズは間違いだらけ)
こんなポーズとってる人は他にもいました(笑)
完全に寝てる・・・?
足もデッケー
なお入場料(拝観料)を取る遺跡が多いなかワット・ロヤカスタは無料ですし、涅槃仏まで駐輪場からすぐ近くなので、もっともお気軽に行ける遺跡と言っても良いでしょう♪
スコータイ遺跡との違い
アユタヤ遺跡はスコータイ遺跡より年代的に新しい遺跡ですが見た目はボロいです。
それはアユタヤ遺跡が1700年代に当時のビルマ軍によって破壊されてしまったという理由から。仏像の首がゴロゴロ転がっているのは異様な雰囲気ですし、首のない仏像が並んでる姿も不気味です。
まぁこの不気味さがアユタヤらしさを醸し出してるのかもしれません。
あちらこちらに仏様の頭がゴ〜ロゴロ
こちらは頭のない仏様たち
手をもがれた仏様
旅の参考にしたサイト
今回の旅で参考にさせていただいたのはこのサイトです。遺跡の紹介やまわり方が詳しく載っていてオススメです!
アユタヤの日帰り観光。バンコクからの半日ツアーを使わないモデルプラン。|タイ一択