
2019年10月に2週間掛けて妻とタイを旅した旅行記です。これまで首都・バンコクと古都・チェンマイを訪れました。


スコータイはチェンマイから都市間バスで350km・4時間半の旅。バスは時間は掛かるものの、快適でお安く(今回区間で1人1,000円ほど)行けるのでのんびり旅にはオススメです♪

スコータイ遺跡 はより有名なアユタヤよりも古くて歴史があるそうです。タイ族による最初の王朝(独立国家)が開かれた場所で、現代のタイの仏教・文化・芸術の礎を作ったと言われています。
スコータイ遺跡 のあるスコータイ歴史公園はもちろんユネスコ世界遺産(文化遺産)。本記事では周辺の遺跡を含めてレンタサイクルで巡った様子を紹介します。
宿はヨム川近くのゲストハウス街がオススメ!
スコータイの街は歴史公園のある旧市街と、現代の中心地である新市街があり、10km以上離れています。どちらにも宿はありますが、私たちはお店や飲食店が多くて夜も楽しめる新市街に泊まりました。
新市街の中でもヨム川近くにあるゲストハウス街の宿は、スコータイ歴史公園行きのソンテウ(乗合トラック)乗り場に近く、またコンビニやマーケットも近いので利便性が高いです。さらには国道から少し奥に入ったところにあるので、比較的静かな環境です。
ちなみにチェンマイースコータイ間の都市間バスは新市街の外れのバスターミナルに停まるので、そこからもソンテウやトゥクトゥクなどでの移動が必要になります。
このようにタイでは鉄道や都市間バスが街の中心部に乗り入れてないことが多く、郊外の駅・バスターミナルから中心部までソンテウやトゥクトゥク、タクシーなどによる移動をしいられます。前もって小銭を準備するのが面倒だし、ソンテウは1人あたりの運賃なので(安いとはいえ)痛いですね。
バスは何にもない郊外に着くので中心部に行くソンテウ(乗合トラック)に乗車
新市街のゲストハウス通り 旧市街行きソンテウの乗り場が近くて便利!
近くの寺院内で行われていたハデハデ祭り
翌朝はいすゞトラックのソンテウで旧市街へ・・・しっかしボロい(笑)
自転車で世界遺産をゆく!
スコータイ歴史公園は城壁に囲まれた旧市街中心部と、その郊外に遺跡が点在しています。
郊外の遺跡でも中心部から3〜4kmほどなので自転車でのアクセスが可能な距離。私はSIMフリースマホにタイのプリペイドSIMを刺して、Google Mapのナビゲーションで各地をまわりました。もはやプリペイドSIM(ツーリストSIM)は旅の必需品ですね♪
タイ旅行 の準備はなにをすればいい? おトクで便利な情報を紹介するよ♪|nokotoblog
歴史公園メインゲートは城壁内のワット・トラパントーン付近にがあり、そのへんにソンテウの乗降場所があります。すぐ近くにはレンタサイクル店もあるので、私たちはそこで自転車を借りて遺跡巡りをしました。
スコータイ国立公園の入場券(THB)と地図をゲット!
遺跡公園は広いのでレンタサイクルを利用しましょう!
公園内は電動トラムも走ってました
日差しがキツいなか駐輪場からは徒歩 (ワット・マハタート)
カンボジア(クメール様式)の遺跡(ワット・シーサワイ)
重みを感じる遺跡のなかで時空の旅人になった気分♪(ワット・シーサワイ)
昔のえら〜い大王像
これまで訪れたバンコクとチェンマイは寺院巡りできらびやかな建物も多かったですが、一転してスコータイは石でできた古い建物が中心。石の重さと冷たさとともに歴史を感じますね。大きな地震がきたら一発で崩れそうで心配ですが(笑)。
遺跡はカンボジア(アンコールワット)っぽかったりインドっぽかったりいろんな様式があって面白いです。事前に予習しとけば良かったかなぁと思いながらも、初見でもじゅうぶん楽しいです。また緑や池も多くてとても美しいですね。

郊外の遺跡も素晴らしかった!
自転車で城壁内の遺跡をまわったら、つぎは郊外に足を伸ばしましょう!
まずは地図左のワット・サバーン・ヒン周辺。途中郊外の道路はクルマがビュンビュン飛ばしていきますが、道路幅が広く距離を空けて追い越していくのでそれほど怖くありませんでした。
各遺跡とも駐輪場に自転車を駐めたあと遺跡までは丘を登るかたちです。実は駐輪場までも若干の上りなのですが、ゆるい上り坂なのでたいした事はありません。辛いのは遺跡まで足での丘登り・・・なにせクッソ暑いなかですから汗だくです(笑)。
トゥクトゥクをチャーターしてもこの山登り区間は変わらないので、脚に自身のない方はけっこう辛いかもしれません。
でも登りきれば素晴らしい遺跡を目にできますし、振り返れば素晴らしい見晴らしが待っていますよ♪
思ったより交通量の少ないスコータイの道路
看板には英語表記(各所でスペルが違うらしい(笑))もあってわかりやすいです
汗だくになりながらの山登り
頂上の大仏が見えてきたらもうすこし
ど〜ん・・・って比較対象を撮ればよかった(笑)
どうしたら丘の上にこんなデカいものを建てられるのでしょうか?
そして振り返ればスコータイ近郊の森が 見晴らしはサイコーです
続いて城壁北にあるワット・シーチュム周辺。ワット・シーチュムにはパンフやガイド写真でみかける割れ目から大仏(アチャナ仏)が鎮座しています。
下ってきて左に曲がればワット・シーチュム
割れ目から睨みをきかせる仏像はパンフなどでよく見るやつですね
こちらもでっかい!
それにしてもこの大仏は独特な目をしていますね。遠くで見ても近くで見ても、睨まれてるような見守られてるような見透かされてるような・・・不思議な感じでした。
後ろの壁も複雑な形状をしていることがわかります
指先に触れてご利益をうけましょう!
ひたすら暑いスコータイでは休憩もだいじ!
さて自転車で遺跡巡りをしてきましたが、30℃を超える暑さでヘトヘトになりました。埼玉から北海道に移住してからというもの、めっきり暑さに弱くなりましたね(笑)。
暑さも日本の暑さとは違いカラッとはしていますが、日差しが強くジリジリとした感じのこれまた慣れない暑さです。
なので私たちは歴史公園入り口(レンタサイクル店)近くにのSay Hiというカフェでひと休み。というか城壁内を巡ったあとにランチで1回入り、ワット・シーチュム周辺のあとも1回入ってます。
場所も良いしごはんも美味しく店内もおしゃれなので、スコータイ観光でオススメのお店です。なによりエアコンがしっかり効いてます!!
ひと休みどころかふた休みしたカフェ
もちろんミネラルウォーターを持っていきましたが喉カラカラになります
なにげにインスタ映えしそうなお店です
首のタオルがおっさん臭いですね
スコータイで起きた悲しい事件!
さて旅前にスコータイ遺跡を調べてて知ったのですが、2007年11月に上記で紹介したワット・サバーン・ヒンで日本人が殺害された事件が起きてます。
タイの日本人女性殺害事件、12年目に浮上した男の謎|朝日新聞デジタル
私がココに行ったのはちょうどお昼頃で、大仏参拝に来た現地の人が何人かいました。スコータイの街はあやしい雰囲気危ない雰囲気は全然なかったですが、郊外への観光などはやはり明るいうちに行ったほうが良いでしょうね。
旅の参考にしたサイト
今回の旅で参考にさせていただいたのはこのサイトです。遺跡の紹介やまわり方が詳しく載っていてオススメです!
スコータイ歴史公園の回り方と旧市街に点在する遺跡の魅力。|タイ一択
