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タウシュベツ川橋梁 は北海道のアンコールワットだ!

タウシュベツ川橋梁

 

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残された時間はあまりない!

 

どーもken2(けんけん)です。

 

アイキャッチ写真は北海道の真ん中へん・上士幌町にある タウシュベツ川橋梁 。

かつて国鉄の鉄道橋として使われていた橋ですが、見ての通り風化が進んでおり、近い将来崩落すると言われています。崩落する前にぜひ見ておきたいぜ!ということで妻と一緒に行ってきました。

 

なおカンボジアのアンコール・ワット遺跡群も同じく風化によっていずれ見れなくなるかもと言われてますね。同じく妻と一緒に数年前に行ってきましたが、なかなかのボロさ具合でしたよ(笑)。

アンコールワット
アンコールワット の"So beautuful!!"な思いで 2017年も10月に入り旭川の我が家では早くもコタツ生活。また他の家でもストーブ生活になっている模様です。寒くな...

 

タウシュベツ川橋梁って何?

タウシュベツ川橋梁は旧国鉄士幌線で使われていたコンクリート製アーチ橋。

もともとはタウシュベツ川に架けられた橋でしたが、糠平湖(糠平ダム)建設のために1955年(昭和30年)に士幌線はルート変更され、この橋梁周辺は湖底に沈んでしまったんだそうです。今ではダムの水量によって完全に水没したり、水面から半分顔を出して「めがね橋」となることも。

水量や季節によって見え隠れするアーチ橋はココだけなので幻の橋と呼ばれているとのことです。

 

さてそんなタウシュベツ川橋梁ですが、糠平湖全体が凍結する冬期間は歩いて橋のふもとまで行くことができちゃいます(夏は基本的にツアー以外近づけない)。

 

タウシュベツ川橋梁までのアクセス

タウシュベツ川橋梁までは直接のアクセスはできず、ぬかびら温泉郷にあるひがし大雪自然ガイドセンターからのツアーに参加するか、糠平湖脇を走る国道の駐車場・バス停から凍結した湖の上を30分ほど歩くしかありません。

バスの場合、ひがし大雪自然ガイドセンターへは帯広からぬかびら温泉郷行きのバスで、国道沿いの五の沢バス停へは旭川ー帯広間を走る都市間バス「ノースライナーみくに」で行く方法があります。

ガイドセンターはともかく、五の沢バス停へはバスの本数が少なく、また現地にトイレがない(簡易トイレはあるらしい)のでコレで行くのは大変かと。

 

五の沢駐車場であればマイカーやレンタカーで行きましょう♪

駐車場からいざ出発!

旭川からは層雲峡を通り三国峠を越えて車で2時間半〜3時間。三国峠周辺はカーブが多いので運転に気をつけましょう!

 

駐車場からは雪の上を歩きますが、他の観光客が踏み固めた雪の道があるのでスノーブーツで問題ありませんでした。しかし雪がたくさん降ったり、降り続く状態であればスノーシュー等ないと辛いかもしれません。

 

トイレは除雪ステーション(旭川方面)か東大雪記念館(帯広方面)で済ませましょう

 

タウシュベツ川橋梁橋梁までは五の沢駐車場に車を停めて向かいます

 

タウシュベツ橋梁観光のオススメスタイル

スノーブーツ:たくさんの降雪がなければスノーシューなくても歩けます!

ゴーグル&フェイスマスク:日焼け止めとともに対策しましょう!

スノーウェア:周りの人はスキーウェアの人が多かったです。

タウシュベツ川橋梁凍った湖上(雪上)を歩くので防寒対策と日焼け・日差し対策は十分に!

 

タウシュベツ川橋梁駐車場脇の林道からアクセスします

 

タウシュベツ川橋梁氷の薄い部分に注意!と言われても雪が積もってるとさっぱり分かりません

 

タウシュベツ川橋梁林道を4分ほど歩くと湖に出ました ただココから橋梁はまだ見えません

 

糠平湖で今アツいのがアイスバブル!

網走の流氷や、豊頃町のジュエリーアイスとともに今話題の氷の芸術がアイスバブル!

湖底から吹き出るガスなど気体を含みながら湖面が凍ることによって見られる現象で、まるで時間が止まったような神秘的な現象。

通常は凍った湖面に雪が積もると見られなくなってしまいますが、辺りにお湯を掛けることで透明になりアイスバブルを観察することができます。

実際にお湯は持ってかなくても誰かしらお湯を掛けたようで、そこかしこに透明な氷とアイスバブルを見ることができました♪

糠平湖は現在、非常に積雪が少なく、「アイスバブル」という自然現象を見ることができます。「アイスバブル」は凍った湖面の氷の中に気泡が閉じ込められてできるもの。雪の少ない今年だからこそ見れる氷の芸術です!

上士幌町観光協会HPより

 

アイスバブルこれが最近話題のアイスバブル!

 

アイスバブル氷の厚みは十分そうですが上に乗るには勇気がいります

 

アイスバブルを横から見られる割れ目もありました

 

タウシュベツ川橋梁にやっと到着!

橋梁まではとにかく遠い遠い!

いや実際にはそれ程じゃないんだろうけど、周りに目標物がないので進んでる感が全然しないのです。

そして一面の雪景色でココが湖の上だってことが信じられないです。ところどころ亀裂があったりや隆起した氷など自然のダイナミックさに魅了されますが、心の中では割れたら終わりだなって気持ちがよぎります。

湖に出て10分足らずでタウシュベツ橋梁が見えてきました!

 

周りになにもないのでちっとも進んでる気がしない

 

氷の割れ目や盛り上がってるところは神秘的でもありかなりの迫力!

 

タウシュベツ川橋梁橋梁まであと少し!

タウシュベツ川橋梁スタート地点の駐車場からここまで30分 近くで見るとかなりの迫力です!

 

タウシュベツ川橋梁脇の土手を登ると上から見られます 鉄筋むき出しのかなりのボロさです

 

タウシュベツ川橋梁には立入禁止のロープがあるので触ることは出来ません

 

タウシュベツ川橋梁を眺めながらコーヒーとパンケーキで小休止

 

タウシュベツ川橋梁スキーウェアなので滑って土手から下りちゃいます

 

ちなみに湖上を歩ける(ワカサギ釣り期間)のは例年3月上旬まで。氷や水位によっては期間が短くなっちゃうかもなのでご注意を!

上士幌町のHP

 

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アンコール・ワットと同じくかなりの風化具合、そして感じる遺跡っぽさ。興味あるならお早めに!

 

このあとには然別湖にも行きました!詳しくはコチラから♪

しかりべつ湖コタン
しかりべつ湖コタン はまるでピングーの世界だった! どーもken2(けんけん)です。 然別湖は帯広の北にあり、冬になると凍った湖面上で「しかりべつ湖コタン」というイベントが行われます...

 

 

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追記:2019年2月25日

上士幌町観光協会HPによると、湖上を歩けるのは2月24日までだったようです。

ここ数日暖かいですから、北海道の冬も終わりに近づきましたね。