2017年も10月に入り旭川の我が家では早くもコタツ生活。また他の家でもストーブ生活になっている模様です。寒くなってくるとスキーシーズンが近づいてきてワクワクする反面、南国に行きたくもなっちゃいますね。
そんな折、2014年秋にカンボジアのアンコールワットに行った時の写真を整理する機会があったので紹介します。
SIMフリースマホで旅の楽しみが倍増した!
2011年頃、初めてのスマホとしてIDEOSを購入しました。
当時としては珍しいSIMフリースマホで遊びとしての購入でした。カンボジアに行った2014年当時はもう引出しの奥にひっそり仕舞われていたのですが、カンボジアでは通信手段として有効だとの情報があったので取り出して使ってみました。
万が一盗まれてもデータ消してあるし金額的にも痛くないし。
飛行機は成田空港ーシェムリアップ空港(アンコールワット近くの空港)直行のHISチャーター便(2泊3日)。
カンボジアの首都・プノンペンを経由しないぶん時間も身体も楽チンでした。因みにカンボジアに行こうと思ったのは、たまたまこの直行便設定があったに加え、空港の騒音・振動のせいでアンコール遺跡が徐々に壊れ始めてるらしいと聞いていたので行くなら今!と判断したからです。
内容は半分ガイド付きツアーで半分フリー観光。ガイド付きツアーではポル・ポト時代の悲惨な話も聞く事が出来ましたし、フリーではトゥクトゥクをチャーターして郊外まで足を伸ばす事が出来ました。
さてシェムリアップ空港に到着すると、入国審査が終わってすぐのところに通信会社各社のカウンターがありました。
Smartという通信会社の5ドルで2ドル分の通話と3.5GB分の通信ができるトラベラーズSIMを購入。購入にはパスポートが必要で、設定は窓口の人が全部やってくれました。なおLTE表記がありますが、市内中心部のみだそうですし、元よりIDEOSは3Gまでなので関係ありません。(当時参考にしたサイトの情報は古いので、別サイトの2017年1月情報を載せておきます)
コレで何をするかというと、初日にボッタくらない人の良さそうなトゥクトゥクのオヤジを選び、そのオヤジと電話番号交換して、まるごと3日間お抱え運転手としてチャーターしちゃおうという算段!
もちろん電話なくても出来るけど、1番のメリットは人混みで見分けの付けられないオヤジを電話で見つけられること!観光地なので同業者も多く、みんな似たような顔なので全然見分けがつきましぇ〜ん。そして「何時にココで」って約束したのにいなかった時に連絡取れることが大きいですね。
それに毎回トゥクトゥク使うたびに交渉するのはとても面倒だし疲れます。あとスマホにはGPSがあるので、変な所に連れてかれないかどうか地図とともにチェックできることも出来るし良いことづくめ♪
シェムリアップで購入したトラベラーズSIM
孫正義似の現地ガイドの説明にはポル・ポト時代の話も・・・
青空に映える逆さアンコールワットが美しい
昔の人はどうやって石を積み上げたのか不思議でたまらない
青年は心から”So beautiful!”と呟いた
この旅行で最も印象に残ったことは、アンコールワット観光をしてたとき隣りにいたアジア系の青年が言った一言
”Haaah so beautiful!, haaah”
と心から呟いてたこと。
ここまで素直に感動できるってスゴいな!
自分は超有名な観光地に来れたことだけで満足してしまってるのではないか?自分は何のためにココまで来たのか?自分は対象をちゃんとしっかり見てるのか?心から感動しているか?自問自答していまいました。
自分にとってこの青年の影響は大きく、いま北海道で美しい景観を見るたびに思い出してしまいます。
さてさてトゥクトゥクのオヤジはバンテ・アイスレイやベンメリアなどの郊外に有る遺跡にも連れてってくれました。正直言って各遺跡ともかなりボロいです。残された柱なんて今にも倒れてきそう。
興味ある人は本当に崩れてしまう前に見ておいたほうが良いかもしれません。
因みに遺跡観光をしてる間、トゥクトゥクのオヤジは入口から離れた日陰でグーグー寝ており、電話すると入口までやってきてくれます。オヤジ側からしてもこの方法は便利なんだろうなと思います。目的地でなくても名所では速度を落として観光案内もしてくれて本当に良いオヤジでした。
現地で仲良くなったトゥクトゥクオヤジにアンコールワットの御来光に連れてって貰う
朝日を浴びたアンコールワットはシルエットも美しい
トゥクトゥクのオヤジと仲良くなると郊外に有る遺跡にも連れてってくれる
各遺跡で崩壊が進んでる模様
カンボジアの夜はアンコールビールで乾杯!
治安より事故が不安なシェムリアップ
なお郊外は道が悪いところが多く、トゥクトゥクでは揺れるし近くを大型トラックがすれ違うし結構スリルあって面白いです(もちろん怖いです)。
シェムリアップはカンボジアの首都・プノンペンより治安が良いと聞きますので、治安より事故のほうが怖いかもしれません。トゥクトゥクなんて車やトラックからしたらハエみたいなもんですから。実際軽い接触程度ですが目の前で事故を目撃しました。
また中心街は中心街で車と車の間をすり抜けるバイクや、側道を逆走するクルマがいたりとスリルあることは変わりません。
今回のオヤジは割と安全運転でしたが、ぶっ飛ばしたり無理したりするオヤジにあたると更に危険度は増すかもしれませんね。
保険は真剣に検討して、クレジットカード付帯の場合も金額をチェックしといた方が良いでしょう。
トゥクトゥクのすぐ近くを大型トラックがすれ違ってかなり怖い
バイクのガソリンはペットボトルから給油の図
夜のシェムリアップ市街には秩序が有るのか無いのか・・・
遺跡巡りは若いうちに行ったほうが良い!
参加したツアーには年配の方が多く見られましたが、遺跡はどれもアップダウンが多く、また階段も1段が大きなものもあったりしたので、一番上まで行かない人も見かけられました。更には気温が非常に高く、ツアーで貰った水もすぐ無くなってしまうくらいでした。
これまで書いた通り遺跡の崩壊が進んでるようなので、今のうちに少しでも若いうちに行ったほうが良いですよ〜。ただし季節は考慮したほうが良いですね。ご注意を!
因みにカンボジアでは米ドルが使えるので、ドルを持っていればわざわざ現地通貨に両替する必要はありませんでした。トゥクトゥクのオヤジには3日で25ドル+チップ1ドルだったと思います(ここらは交渉次第)。現地通貨はリエルでしたがお釣りに貰うのみ。小銭のリエルが溜まりますが、思い出として納得できる金額でした。
交通の便が良い先進国ではインターネットと緊急用に使えるSIMフリースマホですが、アジア方面では更に積極的に使うことが出来るのでオススメです。
足マッサージを受けるが妻の担当は初心者らしく全く効かなかったようで・・・
このオヤジのお陰でカンボジアを楽しむことが出来ました♪ありがとう!
アジアといえば仕事で行ったインドも面白かったですね。次は観光で行きたいです。詳しくはコチラから。

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