全国の日高・十勝地方ファンの皆さんこんにちは!
とは言っても車中泊の旅最終日は、夕張を廻って旭川に帰ることにしましたので、前記事のように日高・十勝地方は殆ど出来てません。ゴメンなさい。


夕張と言えば炭鉱・メロン・幸福の黄色いハンカチ
本日は車中泊した道の駅・忠類を出発し、帯広・広尾道と道東道を使って夕張メロードに向かいます。
北海道は高速道路・高規格道路でも対面通行の場所が多いですが、交通量がそれほど多くないのとほぼインター毎に2車線区間があること、また遅い車が少ないので(皆さん結構スピードを出すので)ストレスを感じることは少ないですね。たまに無意味に煽ってくる輩がいるくらいです。
さて夕張メロードで観光情報を収集しますが・・・正直言って他の自治体よりやる気がない感じ。事実上財政破綻した街なので仕方ない感じですが案内的なものが少なすぎです。
案内地図看板も随分色褪せたままですし、行政だけでなく民間の活力もかなり弱ってるんでしょうね。実際希望がない感じのようです。まぁ現代は情報はネットで調べれば良いのでですが、見るべきところはやはり見出しの3つくらいでしょうかね。
道の駅にある炭鉱記念館
大事そうに展示されている石炭
夕張期待の星・メロン熊
健さんに会いに幸福の黄色いハンカチ思い出ひろばへ
若い鈴木市長(埼玉県出身)が頑張ってらっしゃるのと、いずれ無くなっちゃうかもしれないので、幸福の黄色いハンカチ思い出ひろばと夕張市石炭博物館の炭鉱模擬坑道見学に行きました。
思い出ひろばは大人540円、坑道見学は大人600円。観光地なので価格はこんなもんな感じでしょうか。因みに映画は2,3年前テレビでやってたのを1回見たのみ。武田鉄矢を「面倒くさい奴だなぁ」と思ったのと、健さんを「モテる理由が分からない」と思ったくらい(もちろん役のハナシ)。映画が1977年公開なのでお客さんも年配の方が多く、40代の私達が最若だったんではないでしょうか。
施設はそれほど広くない
キガラシの花とハンカチとその看板の黄色がステキです
中に入ると壁一面と天井まで願い事を書いた黄色い紙で埋め尽くされてました
映画で武田鉄矢が乗ってた車 あれファミリアだったのか
健さんの「自分は不器用ですから・・・」のイメージはココから?
夏空と黄色いハンカチは絵になりますな
真っ暗なはずの夕張炭鉱見学
続いては炭鉱模擬坑道見学。入口でヘッドライト付ヘルメットを借りる事が出来て炭鉱マンの雰囲気を味わえるのですが、受付で「ヘルメットは雰囲気だけですから〜」なんて言うもんだから、他の観光客は誰もヘルメットを借りず。妻も借りなかったので借りたのはワタクシのみ。ホームページには
実際の坑道と石炭層をキャップランプの明かりだけで見学する「まっくら探検」はここでしか体験できません!
夕張リゾートHPより
と書いてあるものの、坑内は明るくスペースも充分あるためヘルメットもライトも全く要らない感じです。せっかくだからもっとエクストリームな感じにして、嘘でもいいからあちこちに「Attention!/注意!」の看板立てればいいのに・・・と思ってしまいました。
危険な作業なのでヘルメットは必須です!
いよいよ坑内へ!
何故か明るいし広いし歩きやすいし・・・
天然記念物を拝んでおきました
全く無名の自治体に比べたら「夕張」は全国的な知名度があるはずですが、諦めムードなのか、お金がないのか、その両方なのか表面的には昔のまま感が非常に感じられる街でした。これから先、特に北海道は危機感のない自治体、危機感を感じるのが遅れた自治体は存続が難しいでしょうねぇ。