道東の車中泊旅も3日目。
それ以前も北海道を車中泊で巡ってきましたが、車中泊を楽しむには「いつでもどこでも寝れる能力」が必要かもしれません。昨夜も雨が降ったので屋根にあたる音で眠れないかと思いましたが、結局は前の日と同じく普通に寝ることが出来ました。運転するので充分に寝ることは重要ですね。

さて外を見渡すと昨夜と同じく深い霧と雨。予報でも天気は更に下り坂なので、諦めて峠を超えることにしました。フォグランプを付けてゆっくり下山していくと、次第に霧は晴れてきたけど雨が本降りに。外を観光することが多いのでテンションはだだ下がりですね。諦めて道の駅スタンプ収集に徹することにしました。
まずは道の駅・メルヘンの丘女満別へ。スタンプは営業時間の朝9時からしか押せないのですが、到着が早すぎました。
久しぶりの街でカーナビのテレビが映ったので、コンビニコーヒーを飲みながら朝のニュースを見てました。
最近はコンビニで朝から美味しいホットコーヒーが飲めるあるのはありがたいですね♪地方だと朝からお店やってませんし、夏時期だとあったか〜いのある自販機も少ないですから。さぁ道の駅がオープンしたと同時にスタンプ押して次の駅に。
どこらへんがメルヘンだったのでしょうか? 時間潰しにJR女満別駅で列車を撮影
北見と言えばハッカ
さて次に向かう道の駅・おんねゆ温泉の途中には北見市があります。北海道土産として北見のハッカは大概置いてあるほどメジャーなので、 北見ハッカ記念館 に寄ってみることにしました(実はたまたま看板を見つけた)。
レトロな外観の建物に入っていくと、中も時間が止まったかのような古くて懐かしい匂いがしました。大分麦焼酎・二階堂のCMの世界です。入ってすぐに館長からハッカの歴史をして頂きました。ハッカは食用だけでなく、メントールとして産業用にも多く使われるそうです。
でも今は合成メントールが主流となっているので生産量は昔ほど多くは無いそう。館内はハッカ以外にもラベンダーなどハーブの展示があり、匂い比べを楽しみました。館外にはハーブ畑がありましたが、雨のため香りは楽しめませんでした。
ハッカ記念館外観
二階堂のCMに出てきそうな階段
アンティーク感あるハッカ脳の缶
蒸留の様子も見学できる
記念館お隣の薄荷蒸留館では蒸留の実演が行われており、館内全体はハッカの香りで満たされています。乾燥させたハッカ草に蒸気を当て、出て来る留分からハッカ成分を取り出すため、いつものハッカ臭だけでなく草っぽい匂いもします。この匂いはココだけしか味わえないでしょう。またお土産でもここでしか買えないものがあるのでチェックしたほうが良いですね。
薄荷蒸留館外観
薄荷蒸留装置
今回は3日で終了
道の駅・まるせっぷとしらたき
雨も本降りなのであとはひたすら道の駅。道の駅・まるせっぷとしらたきでスタンプを押したあと旭川に戻りました。これで知床・釧路・十勝と海沿いを行けば道東はコンプリートです。