本記事は乗船記(2)です。乗船記(1)はこちらからご覧ください。

“らべんだあ”の船内での食事について
さて らべんだあ 船内での食事ですが、小樽17:00発→新潟翌日9:00着ということで、夕食と朝食の時間帯にレストラン/カフェが営業していました。事前予約制のメニューの他に、個別メニューもあるので、予約がなくてもOKです。
ただレストランの席は充分余裕があるのですが、営業時間が短い(1〜2時間程度)ので注意したほうが良いかもしれません。
海を眺めながら食べれるレストラン
オシャレなカフェ
天気が良ければオープンデッキで生ビールも
私はお安く済ますために、夕食は小樽で買った弁当とオツマミ、そしてカフェで買った生ビールで晩酌をし、朝食はレストランのコーヒーとコンビニパンを食べました。
揺れが少なく風が弱ければ、オープンデッキに出て後方および左右の景色を外で眺めることが出来ます。日本海を南下しているので、天気が良ければ18:30頃に右手側に日の入りが見られるはずでしたが、あいにく当日は一面の曇り空。残念ながらトワイライトクルージングとはいきませんでした。
その代わり日の出は眺めることができ、その後デッキで朝日を眺めながら朝食を食べました。
オープンデッキからの後景
オープンデッキからの朝日
一方フォワードサロンでは室内からですが前方の大海原を眺めることができて船長気分を味わえます。サロンには新聞や読書、パソコンやスマホを使う人が集まっていましたが、あまり知られていないのか人はまばらで静かで落ち着いた穴場スポットでした。ただ運行の都合なんだそうですが、日が落ちると窓にはカーテンが掛かってしましますので要注意!(翌朝日が昇るとカーテンは開きました)
フォワードサロンからの前景
お部屋の様子
さて肝心の就寝スペース(ツーリストA)ですが必要充分と言った感じ。荷物スペースも標準サイズのスーツケースなら入りそうだし、ベット内の頭上付近にも小物置き場がありました。船らしく救命胴衣もすぐ取り出せる位置にありました。
ルームライトにはスマホやパソコンが充電出来るコンセントがあり便利ですし、足側にも上着引掛けやパイプ棚、換気口がありよく考えられています。
↑ツーリストAの頭上スペースと足元スペース
ただ問題点があるとすれば、ロールカーテンを閉じるとベッド内が非常に暑くなること。換気口を全開にすれば多少はマシになるとは言え、体温で熱がこもる感じはしてしまいます。
ロールカーテンを僅かに開けて対応はしましたが、空調で十分暖かいのでかなりの薄着でも良いかもしれません。あと仕切りがロールカーテン一枚なので、大部屋の時同様に近隣のイビキや物音は筒抜けです。耳栓などの音対策は大部屋の時とさほど変わりないかもしれません。
それでもプライベート空間は確保されていますし、それなりの対策をすれば問題ないレベルかと感じました。さらに個室であれば普通のホテルと変わりないんじゃないでしょうか?
因みにフェリーって海の真ん中を航行するイメージが有りましたが、実際は陸地のかなり近くを航行します。なので携帯の電波をバッチリ掴み、地上にいる時と全く同じ電波環境でした。なお船内wifiも飛んでいるので、こちらが良ければこちらでどうぞ。
この船のイチオシは船上露天風呂!
新しい船は清潔だしよく考えられているし快適ですね。朝日を眺めながら露天風呂に浸かっているときは「このまま乗っていたい♪」と思ったくらいです。船上露天はサイコーでした!
ただ天気によっては、どんぶらこどんぶらこと揺れた上、オープンデッキにも露天風呂にも出られずツマラナイ思いをするかもしれませんのでこればかりは運次第ですね。
北朝鮮のミサイル失敗のニュースが有りましたが(笑)、定刻通りに無事新潟港に到着しました。最後にQRコードを再チェックして下船しました。乗組員(でいいのかな?)の皆様、ありがとうございました。
「らべんだあ」については内覧会のブログは多く見られたものの、新しい船なので実際の乗船記はまだ少なかったので書いてみましたよ。
さて次は・・・
5月に商船三井フェリー・新さんふらわあ ふらの に乗船して乗船記を書く予定です。お楽しみに!
追記:2017年5月13日 新造船運行初日に乗ってきました!


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